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水墨画とスケッチ [水墨画雑談]

■水墨画をやっているのに、スケッチは必要ですか? 
よく聞かれる質問です。水彩画や油絵ではないのに、スケッチはいらないだろう。答えは必須ではないが、やったほうがいいに決まっている。水墨画は他の絵画と同じ、形・造形要素がなければ成立しない。その造形要素の学習プロセスだけ違って、「模写→写生・スケッチ→作品制作」になるが、スケッチを練習することによって水墨画上達も早くなる。

プロの絵はきれいな形が書けているのは数多くの練習をやってきたわけで、あなたが寝ている間や、遊んでいるときに彼らはまだ絵を描いている。

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たくさん水彩画をやっている人は最後まで続かない話をよく耳にする。それは、水彩画の学習プロセスが模写からではないからだ。デッサンをやったこともないのに水彩画ができると思うこと自体がおかしい。

交叉の×や平行線のような初歩的ミスはしない。しかしこれら美しくない形に気づかず書く人が多い。

また、スケッチはあなたの視界が広くない、発想もことなり、水墨画は他の人の水墨画と断然違ってくる。水墨画を描いている人の作品を見ると皆似ているものが多く、一つの手本から多くの学生が学ぶわけだから、結局個性的で新鮮的なものが少ないわけだ。スケッチ行為は自然との対話であり、「自然回帰」ということばのように、そこからヒントを得て作品制作に取り込み、成功作になることが少なくない。

「別にプロになるわけじゃないから」。ただ趣味だけならそれはそれで結構だが、そう思う以上、あなたの絵も上達しない、いい絵に描けないはずだ。


■水墨画をやる場合、模写は必要ですか?
おそらく水墨画、とくに中国の水墨画は他の絵画と大きな違って、楽しい、自娯性あり、すぐ達成感や成果が表れる。

しかし模写は不可欠である。水墨画は長い歴史があって模写に関する一連の方法が系統的にできているからだ。模写は初心者をプロのような絵を仕立てる最短方法で、その「方法論」を身につけてからスケッチをすると容易にできるわけだ。

初心者の多くは、1枚2枚やってうまくなると勘違いするひとが多い。また、少し練習しただけで「はい、できた」と思って満足している。「徹底的にお手本そっくり描こう」精神を持たないと上達しない。
お手本を見て書いたが、どこがだめか?次の一枚はここを良く描いてみようとか、そういった気持ちがなければ永遠に上達しない。

また、お手本を見て適当に練習すると、つい自己流になる。なぜ自己流が悪い?自己流は「自分流」ではなく、基本を完全に習ってない中途半端だから。自己流が癖になるともう治らない、発展につながらない。

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■写真を使って絵を起こすことはおかしくないのか?
写真を使って絵を描く行為は、すでに16-17世紀から始めているようで、うまく利用するといい。いけない場所や、実物対象を描いている途中に雨または急用でやむ得ず中止するときがあり、写真を撮っておけばあとで補完することもできる。写真はとくに補助的に使えばいいわけだ。
ただし写生やスケッチをやったこともないのに、いきなり写真を見て絵を描くのはおすすめできない。
 
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 写生・スケッチは、実物を見てやるわけで、脳・眼力・手を同時に訓練することになる。とくに選ぶことはできるが、写真だと限界がある。もっと詳しく見たい部分や見づらい部分があると、実物なら角度を変えて確認ができるが、写真ではわからない。

■水墨画をやっている人のスケッチは違うの?
水墨画は線が大事で、線は形の集約である。よって水彩画や油絵などとは違って、水墨画の場合は「線」を意識して書くことがとても重要だ。見たまま書くではなく、不要なもの、綺麗ではないものなら、省略する。
よく水彩画をやっている人のスケッチと比べられたりする傾向があるが、それは間違いである。
なので、鉛筆の下絵も不要。毛筆、ペンで直接書くこと。

■スケッチってどこから始めたらいいの?
・下の例のように、最初は対象物の一部から書けばいい。最初から全部書く必要はない。


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・一点突破。初めからなんでも上手く表現したがるが、それが失敗になってしまう。書く前に必ず対象物を確認する。どの部分を中心に書くにか?
・スケッチは、絵描きさんとって観察する手段。スケッチの過程は、観察の過程である。
・慣れてきたら、必要に応じて描く対象も選んだり、強調したり、場合によって切り捨てたりするのも普通。
・画家の制作素材でもあり、見せるものよりも画家のメモと位置づけするべき。よってスケッチの上手・下手まどに関係なく、人に見られても平気。下手なスケッチでも構わない。

▲以上ですが、教室生や研究会の学生を対象にする講習会ではさらに丁寧に指導しております。




梅の写真です。

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見るたびに違うイメージ。

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新宿教室  電話 03-5338-6711
体験レッスン受付中。




How to draw ink paintings · Why do not you start full-fledged ink painting?


From the entrance to ink paintings to the flowers and landscapes of the four seasons, it is a classroom where you can learn happily. Recommended for beginners of ink painting and those who want to learn by hobby!
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■ Nishi-Shinjuku classroom
● Practice Day 1st and 3rd Saturday (twice a month)
● Time: 10: 30-12: 30 (2 hours)
● Place Nishi-Shinjuku Culture Plaza
◎ 4 minutes from the Terminal Marunouchi Line "Nishi Shinjuku Station"
● Membership fee: 4,968 yen (other teaching materials cost: 330 yen)
● Lecturer Lu Chouei (Instructor, The University of Tokyo Broadcasting Inkjet Painting)
● Phone 03-5338-6711 Details> Nishishinjuku Culture Plaza

■Koshigaya classroom
●Date: 2nd and 4th Saturday 13: 30 ~ 14: 30
●Access: Parking (3 hours free) Tobu Isesaki Line "Koshigaya" 5 minutes on foot
●Location: 1-16-6 Koshigaya, Koshigaya-city, Saitama Prefecture
ALCo Koshigaya shopping square underground floor
●Inquiries: TEL: 048-965-9511


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